・危険物取扱者甲種を取って就職に活かしたい!
・なんとか独学で受かりたいけど、何から始めよう…。
・1日の勉強時間は長く取れないし、何時間勉強したら受かるのか目安が知りたい!
理系大学卒の方ならバックグラウンドを活かした資格をとりたい、あるいは、大学在学中の方なら大学生の時間のあるうちに危険物の資格を取りたい!と考える方は多いのではないでしょうか?
一体どのくらい勉強時間をかければ受かるの!?みんなはどれくらい勉強したの?
そう思う方も多いはずです。
結論から言うと、理系大学院卒の私の場合、平均1日2時間・6週間(1ヶ月半)の独学で受かりました。ただ、この勉強時間は結構危ない橋を渡ったなぁ…と今なら思います笑
これから受験される方は、2ヶ月はみた方が安心でしょう。
私の場合は社会人になってから、危険物取扱者甲種を2022年6月に受験し、合格することができましたが、会社から帰って、疲れ切って何もできない…勉強しんどい…という日もあり、土日でまとめて勉強して取り戻した時もありました。
今回は、自分の体験をもとに、限られた時間の中でどのように勉強したのかご紹介したいと思います。
危険物の資格取得を独学で目指したい方の参考になれば幸いです。
まずは甲種試験の科目構成と、合格基準を把握しよう!
甲種試験の問題数は、全部で“45問”です。内訳は以下の通り!
法令:15問
物理及び化学(通称 物化):10問
危険物の性質及び消化の方法(通称 性消):20問
試験科目ごとに6割以上正解しないといけません。つまり…
法令:9問以上
物化:6問以上
性消:12問以上
全体の合計で6割ではなく、科目ごとに6割以上というのが、この試験のミソなわけです!
例えば、私の場合だと、物化や性消の方が得意ですが、そこで苦手な法令をカバーしようというのができないわけなんです。満遍なく6割以上を狙うために、勉強の計画を立てないといけません。
甲種の合格率が、30%程度ですので、簡単に合格できる試験ではありませんね。
ちなみに私の正答率はというと…
法令:86% 物化:90% 性消:70%
性消がギリギリでしたね笑 試験直前は法令ばかり確認していたので、性消が意外と盲点でした…。
ですが、逆に言うと、4割はミスしてもOKですから、完璧は目指さずとも受かるということですね!
分野ごとに勉強の計画を立てよう!
冒頭で1日2時間・1ヶ月半と言いましたが、理系で、かつ化学系専攻卒の場合の目安で、しかも、効率よく進めないとかなりギリギリです。笑
もし、過去に丙種・乙種を勉強したり、既に取得している方なら、もっと短い勉強時間でもいける可能性もあります。なぜなら、法令の問題を既に4〜5割は勉強済みだから!
理系の方の壁になるのは、そう、法令なんです!
理系なら、法令7割:性消2割:物化1割くらいの配分が良いと思います。
まずは、法令からスタートしましょう! 1ヶ月半で少しずつやれば怖くないです!
性消は3週間目からスタートして法令と並行で暗記&問題演習をしましょう!
物化は4週目で問題を解いてみて大丈夫そうなら放置
が近道だと思っています。
当たり前かもしれませんが、暗記したらその部分の問題を解いて定着させる、がオススメです!
法令は、暗記ゲーなので、ある程度時間が必要です。ですから、1ヶ月半毎日少しずつ暗記する、かつ、ロゴで覚えるがオススメです!とにかく暗記、そして関連の予想問題を解く、が良いと思います。
→ロゴで覚える法令(作成中)
性消も、基本は暗記です。私は法令と、性消に苦労しました…。暗記しなければならない物質は多いですが、頻出の物質があり、覚え方にもコツがあるので、それを上手く暗記できれば合格できるはずです!私が受験する時にまとめたノートがあるので、よければ暗記に使ってください!
⇨各物質の特徴まとめ 第一類 第二類 第三類 第四類 第五類 第六類 (順次内容を改良中!)
物化は、問題集の問題は1周しましたが、解けそうな問題(定番問題)は解きませんでした!
時間があるなら、しっかり勉強した方が良いのに越したことはありませんが、なんせ時間がなかったので、得意な物化はあまり勉強しませんでした。問題は高校生レベルなので、大学受験を超えてきた理系の皆さんなら、あまり苦労しないと思います。
まずは、危険物の全体概要から掴むのをオススメします!
→全体概要
参考書・問題集
こちらは、全科目についての参考書の役割を担ってくれ、ある程度の問題数、そして解説があり、非常にわかりやすい内容になっています。1冊で何役にもなりますね!
性消と物化で特に重要なのは、問題演習です。足りないところは、問題集で補えばバッチリです!
危険物取扱者甲種に合格されますよう、願っています…!
頑張ってください!
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